もっとステップアップ！実務者研修を受講しよう
実務者研修を受講する方法
実務者研修を修了するには、450時間のカリキュラムを履修する必要があります。初任者研修修了者は重複するカリキュラム130時間分の免除を受けられますので、実質320時間の履修時間となります。
これらの履修内容を習得するためには、通学講座の受講が最短の方法です。
実務者研修と初任者研修の違いを比較
広く浅くの履修ができる初任者研修
初任者研修では、介護に必要な概念などの基本的な部分を学びます。「広く浅く」といった内容を130時間かけて履修します。
広く深く、より詳しくの履修ができる実務者研修
実務者研修では、初任者研修で学んだ内容を踏まえより深く学びを広げていきます。医師の指示の下でたん吸引などの医療行為ができるようになる技術も学べます。
実務者研修の試験の概要
初任者研修の場合、全カリキュラム修了時に筆記試験が行われます。この試験に合格しなければ初任者研修をパスすることができません。実務者研修の場合、修了試験はなく履修時間をすべて修了すればそれだけで修了証をもらい受けることができます。
実務者研修の資格のメリット
サービス提供責任者になれる
介護事業所の展開において悩ましいのが、「サービス提供責任者」の選任です。実務者研修を終えることでサービス提供責任者に就任することができます。
医療的ケアの提供もできるようになる
経管栄養やたん吸引といったこれまで看護師や家族しか行うことができなかった医療的ケアに携われるようになります。ただし、カリキュラムとは別に演習を受ける必要があります。
介護福祉士への道が開ける
実務経験さえ重ねることで、介護福祉士への受験資格が得られます。介護福祉士の資格を取得することで、さらなる介護職としてのフィールドが広がります。
就職や転職に有利になる
実務者研修修了者は、知識も豊富であることが認められます。初めて介護職に携わる人や、介護職経験者でも就職や転職に有利に働きます。即戦力として働ける人が多いですよ。
